地獄星「地球」
はじめに
私が、昨年読んだ中に、
吉濱ツトムさんの「2040年の世界とアセンション」という本があります。
この中で、「地球」は「地獄星」である。
と述べられていました。
余談ですが、地球が地獄であるというのは、
キリスト教で異端とされている「グノーシス主義」でも共通しています。
グノーシス主義では、「地上の生の悲惨さは、この宇宙が「悪の宇宙」であるが故」
としています。
地獄星「地球」の具体的な根拠
●中世の魔女狩り
●キリスト教の司祭による少年虐待
各種映画化されていますね。
●ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」
1)「イワンとアリョーシャの議論」
冷徹な知性人:次男のイワン・カラマーゾフ
→無神論者 神はいない。
敬虔な修道者:三男のアレクセイ・カラマーゾフ(アリョーシャ)
→神はいる、みんなはきっと救われる
イワン・・・もし神様がいるなら、なんの罪もない子供がこんな辛い目にあうのか?
神様は何をやっているのか?
- 戦争中に、母と赤ん坊をあやす兵士が、突然赤ん坊を笑いながら撃ち殺す
- 女子供を残虐な方法で虐待するトルコ人
- 7歳の女の子を鞭打つエリート夫婦
- 5歳の女の子を暴行の上便所に閉じ込め汚物を食べさせる母親と父親
- 将軍の犬に怪我をさせたからといい、母親の目の前で犬に咬み殺された男の子
2)「大審問官」
カラマーゾフの兄弟作中のイワンによる小話
15世紀スペインのセヴィリア、異端審問の最も激しい時代
キリスト教の枢機卿である大諮問官は、
異端であると言う理由で、人々を火炙りにする。
愛を説く、キリスト教の大諮問官が、社会の秩序を守るということのために
人間を火に炙って殺している。
そこへキリスト(15世紀降臨したキリスト。オリジナルではありません)が現れて、
奇跡を起こし、人々が集まり始める。
大諮問官は、人々を惑わすなと言って、キリストを捕らえてしまう。
大神門官は、「人には、奇跡とパンと権力が必要である」と言い、
キリスト教の教えをねじ曲げていることを告白しています。
●イーベルの猫祭り
1817年まで塔の上から生きた猫を落として殺す猫祭りというものが行われていました。
今は、ぬいぐるみを落とすように変わっているそうです。
●中世の公開処刑
各国で行われていたようです。
西洋では、ギロチンが発明されるまでは、八つ裂きのや火炙り
日本でも、磔、火炙り、ノコギリなどの記載があります・・・
中世の処刑場が、当時の人たちの最大の娯楽だったといい
八つ裂き、火炙りでは、処刑場には断末魔の叫びが響き、処刑場は熱狂していたそうです。
ちなみに、あっさりと処刑が終わってしまうギロチンは、不評だったとのこと。
人が殺されるところを目を逸らさず見て、それが楽しくて仕方がないという
人たちが当時大勢いたそうなのです。
今も、そう言う人たちが、良い人のフリをしながら、周りに大勢いるのでしょうか?
→ホラー映画を見る感覚なのでしょうか?
大抵の人は手術後に摘出した自分の臓器を自分の目で確認するそうなので、
悪人=残酷な場面を見るのが好き とはならないのでしょうか?
●戦争/原子爆弾投下/ホロコースト その他・・・
●コメント
特に中世の地球は、地獄星と言って過言ではなさそうです。
今でも、中東の内紛やスラム街の殺人、中国共産党の侵略、北朝鮮など
地獄の様相が残っています・・・
地獄星「地球」の根拠(本の引用)
「地獄星」の根拠について、本の引用をしてみます(一部抜粋)
・貧困
・ワクワクが見つからない
・人間の感情の99%を占めるのが恐怖と無力感
・老いる、壊れる、腐敗劣化する
・本物より偽物の声が大きく強い
・知的なものよりそうでないものが好まれる
・騒がしい音が好まれる
・モーツァルトやバッハの美しい旋律よりも低俗なポップスが好まれる
※引用 吉濱ツトムさんの「2040年の世界とアセンション」
宇宙全体の進化に必要であるため、地球を「地獄星」として位置付けたとされていました。
本のタイトル「2040年の世界とアセンション」通り、
地球はどんどん浄化されていって、よくなっているとのこと。
確かに、中世や昭和よりも世の中良くなっていますね・・・
<オカルト>