【神智学】「ルシファー」基礎知識 編
神智学の基礎知識
※本記事は、以下の動画をもとにしています
第16回 ルシファーと病気の起源 ルドルフ・シュタイナー
●神智学の「惑星期」とは
・それぞれの天使存在(人間→アンゲロイ→・・・→セラフィム)(※図1参照)には、
個別の自我や個性があり、
惑星期(土星期→太陽期→月期→地球期→木星期→金星期→ヴルカン期)
(※図1では、木星期以降省略)
が変わるごとに、1階層ずつ進級する
・「人間」とは、天使の第四階層に属する「天使」の仲間である(※図1参照)
※太陽期に「人間」だった「ミカエル」は、月期で「アンゲロイ(天使)」に進級し
地球期では、「アルヒアンゲロイ(大天使)」に進級しています
図1
※ルシファーとアーリマンが地球期(現代)で留年している点に注目!!
次回「アーリマン」ですよ!お楽しみに!!
●地球期に「人間(第4階層天使)」になった「私たち」
土星期:座天使の「トローネ」みずからの実質を注ぎ込み
「私たち」の物質の体の基礎を作る
太陽期:主天使の「キュリオテス」が「私たち」にエーテル体(生命体)を与える
月期:力天使「デュミナス」が「私たち」にアストラル体を与える
地球期:能天使「エクスシアイ」が私たちが環境と自分を区別するために「私たち」に
「自我」を与える
→私たち「人間」は、能天使に依存することになった。
(糸に導かれる、支配される)
地球期(レムリア時代):ルシファーが能天使「エクスシアイ(能天使)」と対立し、
人間に自由を継承する権利を与えた。と同時に「悪」へ陥る可能性(感覚的な情熱や欲望する)も与えることになった
●まとめ
土星期で肉体、太陽期で生命力、月期でアストラル体(感情体)、
地球期で「自我」を与えられることで、今日の私たちが形作られた
●私見(4/25 追記)
能天使が私たちを「支配する」という記述がありますが、
能天使が私たちを配置する時、私たちは宇宙に共鳴する状態にあると言えると思います
人間は本来、宇宙に共鳴する存在であり、
その共鳴次元はあらゆる生命中、最も高次であるため、
宇宙に共鳴していれば
必要な事象のすべてを引き寄せるだけの力を持っている。
※ガイアの法則II/千賀 一生著
ルシファー
「ルシファー」と聞くと「明けの明星」を指すラテン語、
ミルトンの「失楽園」で天国を追われた堕天使
悲劇的で格好いいというイメージがあります。
神智学での「ルシファー」は、月期で「アルヒアンゲロイ(大天使)」へ進級しました。
しかし、月期で留年し、「ミカエル」や「ガブリエル」と同じ階級になってしまいました。
(※図1参照)
先に述べたように、地球期のレムリア時代に、ルシファー存在は、
「エクスシアイ(能天使)」と対立し人間の「アストラル体」に入り込みました。
これにより、私たち「人間」のアストラル体では、二種類の力が作用することになりました。
即ち、「エクスシアイ(能天使)」の善なる作用(霊的に進化する力)と
「ルシファー」の地上特有の欲望、渇望との戦いです。
→よく漫画などで、私たちの心の中で「善」と「悪」が戦っていますが
おそらく、私たちのアストラル体では「ルシファー存在」と「能天使」が
戦っているということになるのかなと思います。
※漫画家がインスピレーションで目に見えない世界を霊視する能力は流石としか
言いようがありません
※上記の善と悪の戦いについては、以下で記事にしています
<ルドルフ・シュタイナー>