天命(使命)とシャーデンフロイド
はじめに
本日ご紹介する動画は以下になります。
今回は、内容が複雑なので、結論から先に述べます
多くの人がシャーデンフロイド(嫉妬)が邪魔をして
天命(本来の生き方)とは程遠い生き方をしてしまう
天命
私は、これまで「青い鳥(神秘学編)」など、折に触れて
人は生まれる前に中間世(?または4次元以上の高次元)のような時空で、
「地上ではこういうふうに生きるぞ」と神聖な誓いの元生まれてくると述べてきました。
この考えは、たくさんの情報を仕入れれば仕入れるほど
あらゆる宗教や最新の研究などで目にするので、確信のようなものに変わってきました。
それを「天命」と呼んでよいと思います。
シャーデンフロイド
●シャーデンフロイドとは
シャーデンフロイドとは「人の不幸を喜ぶ人たち」の心理です。
どんな人の心にも種はあるのですが、その種(たね)を育てた人は大変迷惑な人になってしまいます。
・離婚やリストラに会った人にわざわざ会いに行く
・他人の幸せを妨害する
・心配だといいながら何もしない
本人が幸福になるための努力をせず、自分の人生の間違いを認めず、
他人を自分のレベルまで落とすことで「あの人とはマシ」と
幸福感を得る
●「シャーデンフロイド」発生メカニズム
①幼少期
・競争を強いられる。
・競争に勝つこと、他社との比較において勝ることでしか愛情を受け取れない環境で育った
→親や周りに気に入られるような自分を演出することを覚えた
②青年期
・子供の頃からの競争に勝つこと、優越的な地位にあることにしか価値を見出せない
・本来の自分を置いて、他人の目を軸に生きてきた。
・人の目を気にして結婚や仕事を選ぶので、本来の自分の欲求とは異なる選択をしてしまうことになる。
→幸せであることよりも、幸せと思われることを好む
そのため、不本意な相手との結婚や、仮面夫婦などの選択をしてしまう
③中年期
・本来の自分の欲求(生まれる時にプログラミングした設計)とは異なる選択をしたことで、自分の心と現状の乖離し、生きにくくなってくる
→この生きにくさことが、自分の殻を破ることへの促しであるが、結局スルーしてしまう
・結局、他人の目(他人軸)を気にして、挫折を認めたくないため「我慢」することを選ぶ。
④「シャーデンフロイド」発動
幼少期から競争を強いられるが、
競争に価値を置いた場合、上位数%以外は敗北し「無力感」「劣等感」を抱えることになる。
中年期以降では、競争しても負けるだけとわかっているので、競争しなくなる。
そのため、妬みにより他人を自分のレベルまで引きずり下ろす。
※自分を上げるのではなく、他人を落とす。
→ここに快感や幸福を感じる。これがシャーデンフロイドの仕組み
また、人の不幸を喜ぶ人たちたちは、あからさまに妬みを表出せず、
「愛」や「正義」などを振りかざし、偽装し他者に粘着する。
→他人目線(軸)で生きてきた人たちは
結局のところ「本当に自分の好きなことがみつけられなかった人」
⑤対処法
この妬みを拗らせた厄介な人たちは、確固たる自分がないので、他者との関わりなしでは生きられず、本人は、「慈愛に満ちた人間である」と思い込んでいるケースもあり、
いじめや虐待よりも質が悪い場合がある。
このような妬む人を変えることはできない。
魚に空を飛ぶことを教えるようなものである。
→被害を受けている人は妬まれていることに気づき、距離を置くこと
⑥妬ましさを乗り越える
自分の中の妬ましさの克服方法
・他者に関心を向けていることに気がつく
・自分と他人との距離を保つ
・自分の問題に取り組む(自分に集中する)
→自己実現を目指す
毒親問題
現代社会において、特に団塊世代を親に持つ私たちの世代は、
子供の頃から競争を強いられてきました。
自分の親だけでなく、友人の親の話を思い出すと、
多くの親が、毒親の傾向があるように思います。
少し気になって調べてみると
毒親だった 毒親だったかもしれない
を合わせると60%という調査結果がすぐに見つかりました。
無自覚な人も含めると、もっと割合が多くなると思います。
<参考>
私たちの多くは、知らず知らずのうちに、毒親からの幼少期からの刷り込みで
自らを消耗し見失い、大人になり他人同士でも妬みあい、傷つけあっているのです。
今回「人の不幸を喜ぶ人たち」の幼少期〜中年期を紹介しましたが、
仮に、人の不幸を喜ばなくても、他人軸で生きてしまっていた。
または、今も他人軸で生きている人が多いと思います。
<補足>
この毒親は一部の酷い親という単純な話ではなく、
昭和の親はほとんど毒親で、毒親に育てられた子供が大人になって
足をひっぱりあうような社会を作り上げているということを言っています。
見栄や世間体で子供をコントロールする親は、子供の可能性を摘み取ったという意味で毒親です。
天命とシャーデンフロイド
他人軸で生きていて、人の不幸が蜜の味になってしまうことがあるかもしれません。
他人を引きずり下ろすようなことをしないとしても、
脳内に蜜が満たされることで、自己嫌悪になることがあるかもしれません。
結局、他人軸で生きてしまうと
①シャーデンフロイドが発動されて、妬みの世界で生きる。
②自分の心の弱さ、醜さに自己嫌悪になる。
という結果に陥ります。
動画では、本の引用として「自己実現」について以下が引用されていました。
今回の記事では、以下の内容が一番お伝えしたいことです。
多くの人が、天から与えられた自分の可能性を実現するために
一生をつかわずに
小さい頃に傷ついた心を癒すためだけに一生を使ってしまう
補足
自己実現はについては、以下を参考にしてみてください。
今回の記事ですが、実は、前回ご紹介した聖なる予言の第四〜第六の知恵と同じような内容だったことに気がついた方いらっしゃいましたか?
この聖なる予言も、「自己実現」のためのプロセスが描かれていました。
「自己実現」をするために、心の癖や心の傷や洗脳を解いて(過去の精算をして)から
でなくてはスタート地点に立てないということを言っているように思いました。
そして自分は、定期的に目から鱗が取れるように、ある種の気づきや思い込みからの解放されます。でも、しばらくしたら、また別の思い込みにがんじがらめになっていたことに気がつきます。自分は、玉ねぎのように幾重にも洗脳されているのだなあとも思います。
<知恵袋>
カルトの信者同様に私たち根深く洗脳されているのかも!?