「トレジャー遺伝子」とは

橘玲さんの「言ってはいけない 残酷すぎる真実」という本があります。
60万部のベストセラーだそうです。


<概要>
あらゆる専門書に以下のことが記述されている
・身長も体重も遺伝する
・知能も遺伝する
・精神疾患も遺伝する
・依存症も遺伝する
・犯罪も遺伝する


<具体的なデータ>
1)知能の遺伝
・論理的推論能力・・・68%
・知能(IQ)・・・77%


2)その他
・音楽の才能・・・92%
・身長・・・66%
・体重・・・74%


<本の結論>
・努力は遺伝に勝てない
 →努力を強いるということは残酷である
・自分の親の特性を見定めて、予防する
 →親がアル中の場合は、そもそもお酒から距離を置いておくなど・・・
・精神疾患の家系の場合は、メンタルコントロールを意識する


<データについて>
・体重・・・74%


とありますが、
理化学研究所では、肥満の遺伝は30%としていました。


データ自体も絶対に正しいわけではないかもしれません。


<私見>
ここまで読んで、遺伝だからと諦め納得し、甘んじる道を選ぶ人が多いかもしれません。


しかし、1点お伝えしたいことがあります。


もし、心からしたいことがあるのであれば、
この本の主張は気にせず、その道を進んでもよいのではないか?
ということです。


トレジャー遺伝子というものがあります。


人体には、トレジャー遺伝子という、
ON(オン)にすることで素晴らしい才能が開花するという
神秘の遺伝子があるので、遺伝で一律に決まるとは、一概には言えない

と言えると思います。



ただ、才能はあるけれど、嫌いなものについては、どうでしょう?
才能があっても嫌いなものを無理強いしてもうまくいかないのではないでしょうか?


たとえば、野球の長嶋一茂さん
この方、身体能力は超一級だったそうですが、野球だけはうまくいかなかったのは
野球が嫌いだったからでは?


なので、「好きこそものの上手なれ」でトレジャー遺伝子がオンになって
才能が開花する可能性のほうが高いと私は思います。



こちらも、遺伝子をON、OFFにすることで、
運命が変わると言うような主張をされています。

ここでは、遺伝子が自分の運命ではない、遺伝子で決めつけないでほしいと記されていました。


<知恵袋>
「好きこそものの上手なれ」理論によりトレジャー遺伝子がオンになるかも



余談ですが、脳を含む肉体以外の、魂の力による可能性なども
私は注目していますが、また別の機会に記事にします。

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