魂の年齢とオーバーキル

はじめに


本日ご紹介する動画は「魂の年齢」についての解説動画です。


昔、群ようこさんのエッセイと思うのですが
(間違っている可能性もあります)


厄介な人や無神経な人を見たら

「この人は、転生回数が少ないからだ」

と思うことにしている

と書いていたと、冗談や笑い話の類として友人が教えてくれたことがあります。


それから20年近く経ち、
魂の年齢について述べられている動画を見つけました。


転生回数ごとの人間の性質をまとめている動画で大変興味深かったです。
転生回数によって、人間としての成熟度が異なるようです。


群ようこさんがおっしゃっていた
「この人は、転生回数が少ないからだ」と言う言葉通り、
転生回数の少ない人は、魂のレベル(霊格)が低いのだそうです。


その動画を見た直後
悩み事に対してオーバーキルで答える大石静さんの動画を見ました。
霊格の高そうな大石静さんが、霊格の低そうな質問者をオーバーキルしていて
面白い反面、大人気ないような気もしました・・・


魂の年齢


長いので、面倒な方は、赤文字だけ読んでください。
引用元は「魂のチャート」という本ということです。

人は何度も生まれ変わりを経験する

ほとんどの人は、前世があり、そのまた前世がある

前世の数に比例して、魂レベルが高くなる傾向がある

つまり、前世の回数が多いほど大人の魂と言える


わかりやすくするため


乳児期・・・18ヶ月

幼年期・・・18ヶ月から5才まで

若年期・・・12才まで

成人期・・・12歳から成人まで

老年期・・・転生回数が49回から400回


と5段階と仮に定義


魂年齢ごとの特徴


●乳児期の魂


●テーマ


今ここを生きる。模倣する


原始的、臆病、無力

アボリジニは、この魂の集合体

アフリカの部族、未開の地の原住民など僻地に生まれる


●肯定的な側面

単純、素朴、純真、無邪気、直感的、疑わない、神秘的


●否定的な側面

単純労働を好み、善悪が分からず、迷信的


●幼年期の魂


●テーマ


文明構造(官僚的、縦社会)をつくる。


規則正しく生活し、権威者を敬う

伝統や儀式、法律、規則などに安心する


断固とした信念を持ち、それと相容れない考え方に出会うと混乱したり敵意を抱くことがある

逆に、社会的に許されることだと教育されれば、信念のため銭湯や殺人を厭わない


概ね善良な市民であり、地域社会の長になりたがる

正義の人、模範的な人物と思われたい

熱心に社会の規律を守り、他の人にもそうすることを強要する


優等生のように善良であることを望む

自分自身の考えを持たず、権威者に最終決定を委ねる


善と悪など二分法的な考えを確信している

自分と同じ信仰を持たない人を罰しようとする


自分の人生について深く洞察することができない


身体的暴力や虐待を行う


警察国家をはじめ幼児期の魂が一定の権力を握る国家ではこのような特徴が顕著

 →北朝鮮、ポルポト、アラブの独裁者達


有名になったり富や権力を得ることは稀


南米、中央アメリカ、インドには、幼児期の魂が多数


一国の魂の年代はそこに転生する魂の年代によって刻々と変化する


●肯定的な側面


善良な市民、まじめ、社会、政治への関心が強い。

忠実、家族思い、規則化する。物事を単純に考える。安心感を重視する。

  

●否定的な側面


融通がきかない、ドグマ的、官僚的。

理性よりも感情で行動する。

場合により野蛮で暴力的、権威を盲信する


●若年期の魂

●テーマ


個人の能力や権力の拡大


幼年期を学び終え、自分がどれほど強くなれるかを知りたがっている年代

自分が人生で手に入れたいと思ったものを手に入れられるかに関心がある


成功につながりそうなことだけを行う

成功者たちがどこに住んでいるかを知りたがり

成功者たちの真似をしようとする


強い衝動に駆られて、高い地位や権力を得る努力をする

華々しい学歴とエリートコースを手に入れるため有名大学に集まる

競争的で勝ち負け、人と他人を比較する


肉体が全て、精神や魂の存在を信じない

肉体に執着するので、美容食品を食べあさり、美容整形をしたり

ありとあらゆる過激なことをしようとする


自分の行動の動機についてあまり考えない

自分や他人の行為にたいして深く洞察するのが苦手


外見を重視する。口先だけ、哲学や芸術に理解を示す。


この年代の最終段階になると、宗教に関心を持ち始める

現代、地球人の大多数が若年期の後半に属している。

世界的な強国はほとんどが若年期。

日本も若年期の国。


●肯定的な側面


若年期の魂の肯定的な側面。

生産的、勤勉、信頼できる、組織をより効果的に変える、富を生む、進歩をうながす、人々を導く。


●否定的な側面


競争的、あつかましい、独善的、流行に飛びつく、物質主義、自分の行動動機について考えられない、

利己的な目的で策略をめぐらすのが好き、常に優位に立ちたがる。


●成人期の魂

●テーマ


感情的な学び。人間関係。自己、カルマとの取り組み


心の中よりも外に向かう傾向があり、多くのカルマをうみだしてしまう。

神経過敏、統合失調など心の病、混乱。


生存競争に勝ち、名声や富や権力を手にいれたとしても、やがてなにか不安で、物足りないかんじがしてくる。


どんなに儲けて偉くなっても死んだら終わり、という悩みが生じ、それへの回答を見つけようとする。成人期の魂は「私は何者か?何のためにここにいるのか?」と哲学するようになる。

つまり真理の探求を始める。


力の第三のチャクラから、人間関係のハートの第4チャクラへと移る。

霊的なものに開眼しはじめる段階だが、けして楽なものではない。

それどころか、人格が最大のストレスを受ける段階なので、この時期には新たに心霊力が備わるが、それを使いこなせるだけの精神力も備わっているとは限らない。

人格は精神疲労のあまり倒れてしまい、統合失調症、その他の精神病になることもある。

この年代の自殺率が他の年代よりも高いのはそのせい。


人間関係の問題に深く関わることになる。

彼らは他人の経験をまるで自分のことのように感じるからです。

人と人を分かつ境界線が薄れてくる。

他人がどのように感じているかも、自分に対してどのような感情を抱いているかもわかるようになる。いつ、誰が、何を感じているのかが、まったく区別できなくなる。

この認識力のせいで混乱することもある。


成人期の魂にとって自分の経験や感情と他人の経験や感情との境界を見定めること、

人が誰であるか特定すること、人々と共存すること、自分の役割を認識することなどは非常に困難。


こうした人と人との境界の問題は情緒不安定になっているときに強くあらわれる。

ゴッホやヘミングウェイのような精神を病んだ芸術家も成人期の人々。

ニーチェ、太宰治、芥川龍之介


幼児期の人たちがありふれた家に住みたがり、若年期の人たちが高級住宅街の豪邸に住みたがるのに対して、成人期の人々は自分の手で建てた家に住みたがる

彼らは精神性が高められるような、美しく閑静な土地を選ぶ


魂の成人期は創造性が開花し、芸術的な輝きにまで高められる

魂のサイクルが成人期に入ると、脳の中のそれまで使われていなかった部分が使われ始めるため


さらに高度な能力は、意識がもっと進化してから現れる。

成人期の魂は若年期のように名声を求めなくなるが、それにもかかわらず名声を得たりする


成人期の人々は高い評価や地位を投げ捨てて、周囲の若年期の人たちを驚かせることがある。有名弁護士が突然、はるかに低収入の野生動物のカメラマンに転職する、というのは典型的な例


一生続くような友情や人間関係を求める傾向がある。

結婚すると生涯添い遂げることが多い。若年期の魂が人付き合いの中でさえ権力を行使しようとするのとは対照的。


●肯定的な側面

開放的な感情、人間関係の重視、他人を気遣う、知覚が鋭い、霊的な成長に心を開く、

精神的な意義に気づく、若年期と老年期の両方の考え方に理解があるのでもっともバランスのいい年代。


●否定的な側面

他人と自分を同一視してしまう、感情的、テレビドラマのような芝居がかった行動をする、激しやすい、

神経過敏、次々と困難を引き起こして自ら犠牲になってしまうことがある。



●老年期

●テーマ


日常的な感情問題を超越。知的な表現。

カルマの解消


複雑な人間関係を通して成人期の課題を終えた、老年期に入った魂たちは、存在の意義の探求へと乗り出す。

老年期は他人に何かを教える年代。


だらしなく、怠け者にみえることがある。


男女の区別がつきにくい。中性的。なぜなら、どちらの人生も過去に何度も経験してきたから。


高等教育を避け、独自の研究や体験、現場の仕事から学ぼうとする。

技能を習得すること自体を目的としているので、修得してしまうと放り出してしまう。この行動はときに人を戸惑わせる。


心でとらえた真理や、インスピレーションに従おうとするため、変わり者にみえる。

霊的な真理の探求をまっすぐに目指す。

真理を察知する能力がどの年代よりも鋭い。

輪廻を卒業する前に、自分の知識を一人以上の人間に伝えなければならない。

旅行を真理の探求に役立てられる。


成人期や老年期の人たちはどの年代よりも、自己評価が非常に低い傾向がある

若い魂たちは他人との間にカルマを生み出しながら、経験を重ねていこうとする。

それに対し、年長の魂たちはこれまでにつくったカルマを完了することに関心をもつ。

彼らはもう、地上に戻らないから。


老年期の魂は、特定の人格をもつことはあまり重要視しない。

その人格も彼らが数限りない転生を繰り返して演じてきた多くの人格の一つにすぎないから。


いっぽう、若い魂の場合は、現在の転生で使っている人格が目立つ。

今の人格以外に影響を及ぼすような転生をほとんどしていなからです。

その理由で、老年期の魂は実に柔和で多彩な態度をとることができる。


アイスランド、オランダ、スイスの田園地帯などに多く住む


老年期の魂は独自の風変わりな霊的修行を好む。

例えば、個人的に重要なことがあると、それを記念して仲間と丘の上に集まり、歌い躍り瞑想するというように、自分だけの儀式を作り出すようなことを好む。

このような老年期の人独特の儀式は、若い魂の人にはばかげて見られてしまう。

そこで老年期の人々は儀式を世間に見つからないように、慎重に行う。

普段の彼らはビジネススーツを着て、高級車を乗り回してるかも・・・


●老年期の魂の肯定的な側面


のんき、思いやりがある、気長、気楽、無害な変わり者、親切、霊的な気づき、鋭敏な知覚力、


●寛大、寛容、哲学的、博愛


否定的な側面。

引っ込み思案、貧乏、超自然的、人と意見が会わないときは自分が間違ってると考える、

じたばたする、怠け者、やる気がない。



質問者をオーバーキルする大石静



●質問

60代後半にもなって、お酒のおいしさを覚えてしまいました。

夫は飲まないので、夜一人で氷の音を聞きながら、若い人の音楽とともにいろいろなことを考えるのが至福の時です。このままだと不良おばあちゃんになってしまいそうで心配です。


●大石静さんの回答


「悩むことはありません。ステキじゃないですか」


という答をあなたは求めておられますね。

そのことが透けて見え過ぎです。

60代後半にもなってこんな自己認識であることこそが問題だと思いました。

〜中略〜

アルコール依存になったなら大変ですが、そのようなことはありませんよね。

つまりあなたは自分になにか問題があるとは思っておられないと思います。

あなたが毎晩お酒をのんでも誰の迷惑にもなっていないようですし、それなら黙ってそのようにされたらいいじゃないですか


「私ってステキでしょ」という自己主張に近いように感じました。

若い人ならそういう未熟な自己主張があってもかわいらしいですが、もう60代後半なら、いささか恥ずかしいと思います。

黙っていればステキなのに、この主張をした途端あなたはステキじゃなくなりました。


歳を重ねるということは自分を知ることだと私は思っています。

自分の奥底を認識することで人間に対する理解も深くなり、周りの人間の気持ちがわかるようになり思いやりを持てるようになる。風貌は衰えますし、記憶も集中力も体力も衰えますが、そこだけが冴えてくる。それが年配の人間のステキなところではないでしょうか?


でもこの質問には自己分析も自己認識も感じられません。


私は「若い人の音楽」を理解するセンスを持つ人間で、グラス片手に毎晩至福の時を過ごしているんですよ、という自分自慢が周りをしらけさせることくらい認識なさったほうがよいと思いました。


そしてなぜこのような自己主張をしなくてはならないかを考えてみたほうがよいと思います。何が不満なのか?何が満たされないからこういう自慢をしたくなるのか?

それこそが自己分析の第一歩だからです。

そして静かにご自分の時間を楽しんでください。


まとめ


どうでしたか?


肉体年齢は質問者も大石静さんも当時60代後半だったようですが、
魂年齢は全く異なると思われます。


最後に元のスレと冒頭の群よう子さんの言葉を引用して終わります。


元スレ

2歳の子供に40歳の大人のような行動を期待してはいけません。年相応が最もよいのです。

群よう子さん

厄介な人や無神経な人を見たら

「この人は、転生回数が少ないからだ」

と思うことにしている


<オカルト>

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