【神智学】「ルシファー」病気の起源 編

前回の振り返り

<前回のつづきになります>


※本記事は、以下の動画をもとにしています

●前回の概要

・天使存在は、四階層であり、「人間」とは、第四階層に属する「天使」の一種である


・それぞれ個別の存在(魂?)で、長い年譜を経て、階級が上がっていく


  ※わかりやすく例えると、時代(年譜ごと)を経て
  幼稚園→小学校→中学校→高校→大学のように進級していくようなイメージ


  (例)佐藤さんの場合
  令和元年 ・・・幼稚園入園
  令和7年  ・・・小学校入学
  令和10年・・・中学入学
  令和13年・・・高校入学


  (図1)ミカエルやガブリエルの場合
  土星期・・・人間前期
  太陽期・・・人間
  土星期・・・アンゲロイ(天使)
  地球期・・・アルヒアンゲロイ(大天使)


  ※私たちは、「地球期」で小学校に入学したかのごとく「人間」になった
  というような感じです。


図1



●地球期に「人間(第4階層天使)」になった「私たち」の成り立ち


土星期:座天使の「トローネ」みずからの実質を注ぎ込み
   「私たち」の物質の体の基礎を作る
   (喩え)胎児


太陽期:主天使の「キュリオテス」が「私たち」にエーテル体(生命体)を与える
   (喩え)誕生


月期:力天使「デュミナス」が「私たち」にアストラル体を与える
   (喩え)幼稚園入園


地球期:能天使「エクスシアイ」が私たちが環境と自分を区別するために「私たち」に
   「自我」を与える
    →私たち「人間」は、能天使に依存することになった。
     (糸に導かれる、支配される)

   (喩え)小学校入学


地球期(レムリア時代):ルシファーが能天使「エクスシアイ(能天使)」と対立し、
人間に自由を継承する権利を与えた。と同時に「悪」へ陥る可能性(感覚的な情熱や欲望する)も与えることになった


ルシファーと病気の起源


①地球期に「私たち」が「能天使」にに完全に依存しなかったのは、
 ルシファー存在が「能天使」と対立したからである


②ルシファー存在は、アストラル体に介入することで
 「私たち」人間に自由を継承する権利を与えた
 と同時に感覚的な欲望や情熱に陥る「悪」の可能性を与えた


③ルシファー存在が介入しなかったら、完全に形態の霊である「能天使」が人間の
 姿形を形作った
 →「能天使」に共鳴すると、それにふさわしい姿形に近づくと言えそうです・・・


④私たち「人間」のアストラル体では、二種類の力が作用することになった。
 A.「能天使」の善なる作用(霊的に進化する力)
  
 B.地上特有の欲望、情熱、渇望
 (地上以外では見ることのないものに対する欲望)を植え付けることで
 人間が進化するのを妨害し、自立性を強固なものとする「ルシファー」の作用


 ※ルシファー存在たちは、人間のアストラル体における欲望や情熱を
  低級なものとした


⑤しかし、私たち「人間」は、完全に感覚的な世界への関心や欲望の虜とはならなかった
 のは人間を進化させようとする霊たちの「力」が働いたから


⑥本来「人間」に含まれることがなかったものを、「私たち」「人間」に混入させることで
 「私たち」「人間」は、地上の欲望の虜にならなかった


⑦人間を進化させようとする霊たちは、
 「私たち」「人間」に悩みや痛みを混入させた


高次な霊たちは、感覚的な関心や感覚的な欲望には病気や苦しみを伴うようにした


結果として、物質的な感覚的な世界に向けられた関心と同じ数だけ
悩みや痛みが存在することになった


以前、地獄星「地球」という記事を掲載しましたが、
地球が地獄たる所以もこのルシファーの介在にあると言えるのかもしれません。




<ルドルフ・シュタイナー>

×

非ログインユーザーとして返信する