【神智学】アーリマン
はじめに
今回はこちらの動画を参考にさせていただいています。
アーリマンとルシファー
【神智学】「ルシファー」基礎知識 編 - アルムシのブログ
前回の基礎知識編で、詳しく説明していますが、
・「私たち」人間は、天使の最下位に位置しており、
神智学的な、時代の変遷に従って、階級をあげていくことを運命づけられている
・「アーリマン」と「ルシファー」は「私たち」人間の上位階層の天使である
・「アーリマン」と「ルシファー」は、本来なら、それぞれ
現代(地球期)において
「アーリマン」はキリストと同格の「デュミナス」に昇格しているはずだった
「ルシファー」は「アルカイ」に昇格しているはずだった
しかし、昇格できなかった。
ルシファー復習
前回の「ルシファー」からずいぶん時間が経ってしまいました。
・ルシファーは人類に自らの判断で「善」「悪」を選択できる判断能力をもたらせた
一方で、地上特有の欲望、情熱、渇望を抱く傾向を与えた。
・結果として、高次の神々は、人類に「病気」「苦しみ」を与えることで、
人類が地上の生活に堕落してしまわないように調整を行なった。
アーリマン
アーリマンは人間に対してどのような妨害を繰り広げているのでしょうか?
①人間を学問的な迷信に縛りつけておくこと
②あらゆることを扇動することで、人間をお互いに反目しあう小さなグループへ分割させる
③人間を感覚的な世界に留まらせて、物事の表面しか捉えさせず
悪や誤謬に陥らせる
→本来、人間は万物(木、石、動物)の中に、霊的なものを感じとることで
誤謬や悪に陥ることはなかった
④ソ連はアーリマンが作った国家である
⑤人間は、数字は絶対だと信じ込まされている。
数字や統計によって理論づけられた証明を真実と信じ込まされている。
→部分的に真実を人間に教えるが、万物の背景に関わる真実を伏せている。
人間が、感覚的なものから生じる誤謬や幻影の中に陥らないようにするために
高次の神々は、カルマを担い、それを作用する可能性を与えた
つまり、高次の神々は、
人間に自らのカルマの克服によって
「自分が引き起こしたあらゆる過ち」
「自分自身が世界に引き起こした悪」
を消し去る可能性を与えた。
まとめ
①アーリマン
【特徴】
アーリマンは人間を俗物にする。
人生の目的は金と権力という信念
【作用】
人間を感覚的な世界に留まらせて、物事の表面しか捉えさせず
悪や誤謬に陥らせる
【高次の神々の反作用】
人間が、感覚的なものから生じる誤謬や幻影の中に陥らないようにするために
高次の神々は、カルマを担い、それを作用する可能性を与えた
②ルシファー
【特徴】
アーリマンと対極
宗教などの目に見えない世界にのめり込む
【作用】
人類に自らの判断で「善」「悪」を選択できる判断能力をもたらせた
一方で、地上特有の欲望、情熱、渇望を抱く傾向を与えた。
【高次の神々の反作用】
結果として、高次の神々は、人類に「病気」「苦しみ」を与えることで、
人類が地上の生活に堕落してしまわないように調整を行なった。
<参考:悪の秘技>
●考察
どうですか?
地上のあらゆる不幸や悪はアーリマンとルシファーの作用から生じていると
ように感じませんか?
<ルドルフ・シュタイナー>