【本要約】未来からの訪問者


2062年の未来人と2100年の未来人が、2016年の熊本地震の前日にある目的を果たすために2016年の熊本へ宇宙船によく似たタイムマシンでやってきていた。


未来から過去へタイムスリップする場合、自分たちが元いた世界線とは別の世界線に移動する。また、移動したい世界に都合よく移動するのは2100年をもってしても難しい。
(タイムトラベル等で過去へ戻る場合は、元いた世界線とは別の世界線へ移動するとのこと。タイムトラベルで過去へ戻った先で自分の親を殺したらどうなるか?というパラドックスは解決できている)
2062年時に、2016年の熊本地震が起こる世界線に狙いを定めてタイムスリップしたが、別の世界線に来たため、2100年の未来人が再度チャレンジした。
この際、2100年の未来人の過去生であるMさんをGPS代わりに利用し、Mさんをターゲットに世界線の移動を試みた。
Mさんは、2100年の未来人からのコンタクトを受け、睡眠時に金縛りにあって、幽体離脱を試みたところ宇宙船の中にいた。


2100年と2062年の未来人が、わざわざ、熊本地震をそれほど重要視する理由は
自然地震ではないため、その波動調整、磁場調整を行うためとのこと。


ここで、未来人がタイムトラベルで過去へ戻る場合は、元いた世界線とは異なる過去へ戻るので、地場調整をしても意味がないのではないか?という疑問が生まれる。


世界線は、人が選択を行う度に少しずつ異なる世界線に分かれていくが、
世界線は、一度分かれたら、分かれっぱなしというわけではなく、
分かれた世界線がまた統合される場合などもあるそう
そのため、未来人は、自分たちのいた世界線とは異なる世界線で良い影響を及ぼすことで
自分たちの世界線に統合され、良い影響を受けることができるという、計算しているのだろうとのこと。


超弦理論では10の500乗もの世界線が存在しているそう。近い世界線同志は影響を及ぼしたり、シフトして同化したりしてていると考えられる。
世界線の同化がマンデラエフェクトなのかもしれない。


著者がMさんへインタビューを行い、霊能者の意見を踏まえながら考察している
展開であったが、想像や妄想の類である可能性はあるが、ストーリーとして、矛盾なく面白い展開で、かつ真実かもしれないという含みまであるのでこういう本はロマンがあって私は好きです。


<オカルト>

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