私は、時々、神秘主義者ですが現実主義者でもある。

と発言することがあります。

これは、どういう意味かというと、自分のベースは神秘主義者なのですが、
あえて、現実的に生きるという意味です。

時々、オカルト関連の動画を見ていると過去に戻る術（所謂、「強くてニューゲーム」）として、その手順を公開してあったりします。
うろ覚えですが、例えば深夜二時に牛乳と蜂蜜を飲んで、枕のしたに何かを置いて、
眠って、明晰夢から飛びたい過去へ意識を飛ばすというような感じのそれほど大掛かりでないような、術です。

他にも花の香りを使って、ピンポイントに希望の日時へ移動するというものも
聞いたことがあります。
「時をかける少女」もラベンダーの香りでタイムトラベルするそうですね。

特定の支配階級の家系では、自分たちが有利に物事を進めるために
この術を使って、人生の節目（受験、株価、取引）など有利に動かしていると
主張している動画も見たことがあります。
所謂陰謀論系の動画です。

他にも、全く勉強しないのに、勉強して賢くなった自分がいる世界線へ意識を飛ばす
など、検索したらいくらでも体験談として視聴することができます。

一部真実が混ざっている可能性が高いと思っています。
こういう術の類ですが、実行してもほとんどの人に何も起こらないと思っています。

実行する場所や、その人本人の特性、色々な条件が重なった場合に
多分、本当にタイムリープや世界線の移動が起こってしまうんだろうなと思います。

私はシステムエンジニアで、うすうす、この世界とシステムは相似関係にあるなと思っています。（私一人が考えた訳ではなく、同じような主張をどこかで読んだこともあります）

そして、システムエンジニアの経験もそれなりなのでプログラムやシステムの仕組みが頭にしっかりと入っていてそれが、現実世界とリンクして、この世界の成り立ちをシステムの視点から、多分こういう仕組みでこうなっているのかなと勝手に想像してしまうのです。

なので、さきほど述べた、タイムリープをする術や、呪いの類、欲望を叶える術の類
は、言わば邪道なので、この世界を作った何者かは、あまりテストをしていないと思うのです。

無限ループに入ってしまったり、とんでもない苦しみを発生させてしまったり、
厄災を引き起こしたりする可能性があるんじゃないかと思うのです。

そして、キリストの言葉を思い出すのです。
「あらゆる魔術に近寄ってはならない」
リアルに、この世のシステム障害が起きてしまうからなのだろうな。
と私は、推測するのです。

術を使ったら、楽にこの世界を生きることができるかもしれませんが、
術を使って楽することは、せっかく登山にきたのに、
登山道の草花の触感や香りや風を感じることなく、
空飛ぶ車でひとっ飛びしてしまうことと変わらないのではないか。

あらゆる魔術に近寄ることなく、
しっかりと現実を生きて、コツコツ努力を楽しむのがいいんじゃないかなということで、
自分は、現実主義者なのです。

＜哲学＞