野比のび太くん

私は、色々な漫画の登場人物に時々にていると言われることがあり、


自分でも色々な漫画のキャラクターに部分的に似ていると思うことがあるのです。


例えば「野比のび太くん」


私、先日、コロナもだいぶ落ち着いたので、旅行へ行ってきました。
高松に1日、しまなみ海道周辺で1日過ごしました。


1日目は、晩の七時ごろ目的地の高松駅周辺に着きました。
大浴場付きのホテルを予約していました。
私は、インターネット予約をしていましたが、そういえば、「ワクチン割り引き」で予約していたのをすっかり忘れていました。
ワクチン割引で通常AM11時のチェックアウトが15時でも料金そのままだったので、チェックアウト15時で旅の計画を立てていました。
大浴場があるので、身軽な状態で観光して、13時に戻って、また温泉に入る計画です。
しかし、「ワクチン接種済み」証明書を忘れました。


しかも、話をよく聞くと、ワクチン割のチェックアウトは15時でなく13時・・・


この時点で、①ワクチン割のチェックアウトの時間を間違え、誤った計画を立てる②ワクチン接種証明書を忘れる
という2つの失敗をおかしていました・・・


その後、近くの寿司屋で食事を済ませて、部屋へ戻ってきました。


ホテルの温泉へ向かいます。
部屋を出てから、エレベータに乗ろうとすると、ホテルの部屋着を着用している人とすれ違い、セーターなどを着込んでいて、荷物になるので、私も部屋着に着替えてから温泉へ行こうと再度部屋へ戻ります。


そして、着替えて、エレベーターに乗って、大浴場へ着きました。
大浴場の入り口にロックがされています。どうも暗証番号が必要のようです。
そして、再度部屋へ戻ります。チェックインのカードキーのケースに暗証番号が記載されていました。


そして、エレベーターに乗って、大浴場へ向かいます。
今度は、大浴場へ入り、脱衣場まで辿り着きました。


すると、今度は、バスタオルとタオルを忘れていることに気がつきます・・・
そして、再度部屋へ戻ります。


3回目でようやく、温泉に入ることができました。
この時点で③温泉になかなか辿り着かないという失敗が追加されて、合計3回の失敗です。


翌朝、朝食のため、エレベーターに乗り、目的の階に着くと、エレベーター前でマスクの人が待っていました。今度は、マスクを忘れたので、口を硬く閉ざしたまま、エレベータ前の人に「どうぞ、降りてください」というジェスチャーにお辞儀で応えて、エレベーターから降りることなく、そのまま乗り続けて、部屋へ戻りました。


朝食のバイキングは、たくさん食べる予定だったのに、あまり食べたくないものばかりだったので、スキップしまくっていると、お盆の上が寂しく、慌てて、讃岐うどんカウンターへ行き、「かけうどんください」とかけうどんと天ぷらをゲットしましたが、カウンターには、濃い出汁(だし)が置かれていて、自分のかけうどんは、透明に見えたので
「すみません、このかけうどんに、この出汁を入れたら良いのでしょうか?」
と聞くと、
「その出汁は、ざるうどんの出汁です。かけうどんはそのままお召し上がりください」
と至極当たり前の回答を得て、なんだか少し情けなくなりました。


それから、金刀比羅宮へ行く計画だったので、すぐにチェックアウトし、荷物を駅のコインロッカーに預けました。


金刀比羅宮では、御祈祷をしてもらう計画です。
なぜ、御祈祷をしてもらうかと言うと、その一ヶ月前くらいに近所の氏神様のところへお参りに行った帰りに、鳩の亡骸に出くわしたので、なんとなく、お祓いをしてもらいたいと思い立ったのです。


私は、いつも不思議と遅刻ギリギリになり、ドキドキハラハラと過ごすことが多いので、何事も余裕をもって、行動することを心がけています。心配性なので、ドキドキハラハラするのは精神衛生に悪いからです。
しかし、金刀比羅宮の御祈祷は、結婚式のため、二時間後とのこと・・・
高松発 今治行きの特急の出発時刻の三十分前に高松駅へ到着となることがわかりました。今治で待ち合わせをしている従兄弟に、お土産をここで買わなければ、手ぶらになってしまいます。でも三十分あれば、なんとかなりそうです。私は、御祈祷の予約をすることにしました。御祈祷の受付用紙に、「厄祓い」の蘭にまるをつけると、巫女さんに「厄年ですか?」と尋ねられたので訂正。何事も一発OKを得ることができません。
2時間近い時間を食事や散策をして過ごし、時間になったので、御祈祷に向かいましたが、どこが集合場所かわからず、15分ほどうろうろして、それらしい場所を探していました。しかし、どうしてもわからないので、恥を忍んで、受付で教えてもらおうと思い、受付に近づくと、ちょうど、御祈祷申し込みの人がいたので、そのまま、何食わぬ顔でその人のあとをつけていきました。


御祈祷はその人と私の2名だけでした。


金刀比羅宮のお参りも御祈祷も、本当に素晴らしい体験でした。


御祈祷のあと、最寄り駅まで早足で向かい、無事、琴平線高松行きの電車に乗り高松駅到着。
琴平線高松駅からJR高松駅までの道の途中、高松城がありました。
特急の出発まで三十分しかありません。しかし、高松城の中に、何か面白げなものが見えています。


私は、ついつい、高松城に入ってしまったのです。
10分以内で出てきたら、電車の時刻まで20分もあるじゃないか・・・
そう思ったのです。


私は、高松城を早足で、一周して写真を何枚かとって、かなり満喫して、10分で出てきました。そして、急いでお土産屋へ行きます。お土産も無事買って、残り10分もあります。
なんだ、余裕余裕と思い、コインロッカーへ向かいました。


すると、カバンの内ポケットに確かにコインロッカーの鍵を入れたのに、どんなに探してもありません。内ポケットの一番小さなポケットに確かに入れたはずなのに、カバンの内ポケットは、大小4つほどついていましたが、どのポケットにも入っていませんでした。カバンの外ポケットも調べました。


コインロッカーの鍵が開かない場合は、本人である証明やら鍵の弁償などいろんな手間がかかりそうです。とても10分で終わりそうもありません。
今治では、従兄弟が伊勢海老懐石の予約をしてくれていました。特急電車は1時間に一本。
ふと、ダウンのポケットに手をいれると、鍵が入っていました。
「なんで、こんなところに入っとうんや」と実際に声が出ていました。
なぜだかわかりません。そのダウンは、物を入れたら入れたものがおっこちそうなポケットなので、絶対重要なものは入れないようにしていたのに。


ほっと、一安心して、ようやく改札を潜ることができました。あと五分で出発です。
特急電車の自分の座席に座って、荷物を網棚にのせて、ほっと一息すると、喉がカラカラであることに気がつきます。発車まであと3分です。


ホームには自動販売機が見えます。私は、この喉がカラカラ状態で3時間近く電車に乗ることがすごく苦痛に思えました。


咄嗟に財布を持って、ホームへおりていました。
そして、速攻で水を買って、席へ戻ると、発車のアナウンスが鳴り響きました。


かなり長くなってきたので、これから先はだいぶ端折ります。
今治で、懐石料理を食べたあと、温泉へ行くと、温泉のロッカーをどんなに頑張っても開けることができません。仕方がないので、いとこの娘さん(Aちゃん)に開けてもらいました。
その後、いろんな理由で、6回くらいロッカーの鍵をあけなくてはならなくなり、その都度、Aちゃに開けてもらいました。
(閉めるのは簡単なので、油断して鍵をしめてしまい、どんなに、かちゃかちゃしても開けられない⇨「Aちゃんごめーん」を繰り返す。)
愛媛のロッカーの鍵は関西の鍵とは仕様がことなるそうで、少し押してから回すとかそんな感じだそうです・・・


ちなみに、温泉に入る時に、シャンプーやボディーソープやらの試供品をポーチに入れていたのですが、大きなカバンに入れていて、いとこの車に置き忘れたので、一式全部、Aちゃんにお借りしました。ごめんなさいね。。。Aちゃん。


翌日は、バーベキュー場へ行きました、バーベキューの食材関連はいとこが並んで買ってくれるとのこと。私は、Aちゃんから頼まれた「鯛カツカレー」従兄弟と私の「鯛ラーメン」を買いに行きました。


しかし、食券は、たくさんメニューがあるので、なかなか「鯛カツカレー」が見つかりません。ようやく「鯛カツ」の文字を見つけて、購入、後ろを振り返ると、私がモタモタしているせいで、後ろに短い行列ができています。慌てて「鯛ラーメン」を2つ買って、カウンターへ持っていって、番号札をもらいました。番号札をもらってから、「あっ食券ちゃんと間違えずに買ったか確認するの忘れたなあ・・・」と思いましたが、こんな簡単な仕事を失敗するわけがないと高を括っていました。


5分ほど待っていると、Aちゃんがきてくれました。さらに5分ほど待っていると、番号が呼ばれました。Aちゃんがラーメンを持っていってくれました。残りの一つも呼ばれました。私は、ひと仕事終えてほっとしました。お盆をもって歩いていると、何か違和感を感じました。「鯛カツカレー」のカレーがかけられていないではないか・・・
「カレーをかけ忘れるなんて・・・」と思って、またカウンターのほうへ戻っていきましたが、よく見ると、大葉にタルタルソースがついています。そして、食券の販売機を見直すと「鯛カツ丼」と言う商品が目に止まりました・・・
「鯛カツ」をキーワードにそういえばボタンを押したのだった・・・
このミスを隠蔽しようか悩みましたが、隠蔽に10分かかるので、正直に謝りました。
Aちゃんはたいへんショックを受けていました。そして、その五分後、私が焼いている牡蠣がとつぜん、爆発して、その牡蠣の汁がAちゃんに飛び散ったのです。


本当にごめんねAちゃん。


途中からカウントするのが嫌になるくらい、こんな感じで、私は、なんとか生きているのです。


長々とつまらない話にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。


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