オリンピックと氏神様

※引用箇所は青字表記です


オリンピックが終わったが、オリンピックを開催した国が多くのメダルを取る傾向にあるのは、ホームでの声援が大きいのだと思っていた。


ところで、神様、八百万の神、精霊にもたくさん種類があって、例えば、職業を司る神様や学問を司る神様など、土地を納める神様もいらっしゃる。
土地を納める氏神様は、その土地ではパワーを発揮するそうなのだが、その土地を離れたら、パワーが減退するそう。


バスケットも世界ランキング十位で銀メダルを取れたり、氏神様のパワーのおかげかもしれません・・・


洒落怖


太平洋戦争時も、神様も出征にいかれたとの話が残っているそうだ。
日露戦争には狸の神様も、出征してロシア兵と戦ったという。


喜左衛門って言う狸で、背中に○に『喜』って文字が入った赤いちゃんちゃんこ着てたそうで、その狸が日露戦争に出兵して、小豆に化けて大陸を渡り、 上陸するとすぐ豆をまくようにパラパラと全軍に散ったあと、赤い服を着て戦ったとか。


ロシアのクロパトキンという指揮官の手記に 
「日本軍の中にはときどき赤い服を着た兵隊が現れて、この兵隊はいくら射撃しても 一向に平気で進んでくる。この兵隊を撃つと目がくらむという。
赤い服には、○に喜の字のしるしがついていた」 っていう逸話が残ってるそう



戦時中は、血だらけの神様が多く目撃されたという証言もあるそう。
八百長の神様が身を挺して日本を守ってくれていると思うと、
なんだか泣けてきます。

奇跡の経済教室 -1-


【衝撃作】MMT解説「目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
※要約動画で自分にとって興味深かった点のみを忘れないようにメモしています。※


日本だけが長期デフレで、世界で日本だけが一人負けの理由が述べられていました。


日本の経済状況
・日本のGDPは世界第三位であるが
 世界競争力ランキングでは2019年度が34位2020年度が31位である
 アジアで最貧国になるのでは?という説もある
・日本の経済成長が止まった最大の要因はデフレである
 世界中で長期のデフレが起こっているのは日本だけである
・平成10年からデフレが続き、物の値段は下がり、給料は下がり続けている
 デフレでは、貨幣の価値が上がるので、人はお金を使わなくなる
 ローンを組むと、借りた時よりも返す時の方がお金の価値が上がるため(借金が膨らむため)繰上げ返済をする。これにより、銀行の貸し手は減り、金利を下げざるを得なくなる
 →経済成長が阻害される


デフレの原因
・デフレでは、給料が上がらない個人が貯蓄すること。物が売れない企業が投資を控え内部留保することは、ミクロの視点では正しいことである
 →ミクロでは正しくてもマクロレベルになると、個人はますます消費しない⇨給料が上がらないまたは失業するのスパイラルに陥る
 →それぞれ正しい行動をとっているのに、経済が悪化してしまうこれを合成の誤謬と言う


デフレから脱却するためには
・個々のレベルでは、合成の誤謬が起きてしまうので、政府がこれを正す必要がある
・政府が、社会保障、公共投資を増やし財政支出を拡大する
・個人へ対しての減税、法人へ対しては投資減税を行う
・法人間の競争を減らす。生産性を下げる
 →グローバル化の逆を進める


失われた20年で起こったこと
・橋本龍太郎内閣の「行政改革」「金融システム改革」「経済構造改革」
 →財政支出の削減、消費増税、規制緩和、民営化、グローバル化、自由化
  を推し進める
 →小泉政権でも同じ流れで構造改革を加速
 上記の対策は、1980年代にイギリスとアメリカの政策である「新自由主義」政策を手本にしたインフレ対策であり、デフレを引き起こす政策である。
 当時のイギリスとアメリカはインフレ対策として施策していたものであった。


 平成では、バブル崩壊に伴うデフレ対策をしなくてはならない時期に
 インフレ対策を行なっていた。
 このため、日本の経済が傾いたのは必然の成り行きであった

搾取の縮図

私が就職氷河期で就職した会社は、大手SIerの子会社でした。
人間関係にはとても恵まれましたが、異常残業とスキルを身につけられる案件に当たる確率が低いという意味では、ブラック企業に属していたかもしれません。
数年在籍しましたが、親会社のプロジェクトの隙間隙間に入れてもらって、案件ごとに業務もプログラムの種類も変わって、なかなか系統だった知識体系が身に付かず、転職を意識するようになり、転職サイトに登録していると、スカウトメールで案件を自由に選べるという謳い文句に釣られて転職をしました。
しかしながらその会社は、ひ孫受けの下請け会社で、確かに面接さえ受かれば好きなプロジェクトに入れるし、親会社がないので、嫌になったら、取引先を切ってでもプロジェクトから抜けられるという意味では、当時の理想の職場でした。社長が太陽のような人で今でも愛着があります。
その会社に勤めている頃、官公庁の案件→大手コンサルA→大手SIer B→その子会社C
子会社Cが人員を募集→中堅派遣D→中堅派遣E→私が就職した会社Fに話が来て、私は当時スキルを身につけたいという立場上、中の下のスキルだったのですが、子会社Cは結構な単価で私を受け入れました。


私がアサインされた案件をプロジェクトZとします。
プロジェクトZは、子会社Cの社員Pと私ともう一人30代前半のQさんの三人体制でした。
ところが、Qさんは、全く成果物を作ることができず、Qさんの担当分も私が開発し、Qさんは、システム理解もままならない状況でした。
しかし、なぜか男気のあるQさん、本番導入が深夜になるので、「俺に任せろ」とばかり、Qさんが客先へ赴き、システム導入を行いましたが、徹夜の挙句、失敗し、翌日私が対応しました。
官公庁の職員を前に、A社の担当者はどこの馬の骨とも知らないQさんと私を引き連れて、A社が開発したかのごとく導入するのです。


プロジェクトZでは、2ヶ月弱の期間、ほぼ私だけが働き、私には人並み以下の賃金のみしかはいりませんでしたが、この案件に官公庁は一体いくら支払ったのでしょう。
この搾取の図式は、現在、何十億単位でオリンピック関連、コロナ関連で起こっているのだろうなと思い感慨深いものがあるのでした。
どうりで所得税と地方税が・・・