善悪の彼岸 -1-

20代の頃、少しの悪事(今となっては大した悪事とも言えない、少し他人を傷つけたなどの行為)に対しても、自分を責めるようなことが多かった思い出があります。
自分の基準で悪いことと判断される行為に抵抗があり、他人のために自分を犠牲にするようなところがあったのです。


しかし、年齢を重ねて多分本の影響(嫌われる勇気など)で、自分を犠牲にすることも悪であるように思って、少し、中庸になった気がします。
そもそも根底にあるのが、輪廻の輪の考え方で、「悪事を働き死んだ人間の魂は、またその人間の形が形成されたその時間まで引き戻され、何度も何度も同じレベルの人生を繰り返させられる。」
という考えをどこで聞いたのか分からないまま信じているからだと思われます。
なので、20代の頃とは善悪の基準が変わっただけで、善く生きようという考え方は変わっていません。


輪廻の考えは、誰に教わったか不明なのですが、小学一年生の頃には本気で信じていて、親に算数を教わっている最中に
「こんな簡単なことも分からないなら、死んでしまいなさい」
と言われると、私はすっと立ち上がって、台所へ行き、包丁を取り出し、自分の腹に突き刺そうとしましたが、一瞬「痛そうだな」とためらった隙に母親に包丁を取り上げられたのです。
私は、その時、「こんな親のところは嫌だから別の家に生まれ変わろう」と思ったのです。その日の晩に父親に「生まれ変わりなんかないで」と教わり、家族中、誰がそんなこと教えたのかと不思議がっていました。


そして、今も、もう生まれ変わることがないように善く生きようと思っているのですが、なかなか・・・

マズローと世界線

マズローの自己実現の方法

・人生を次から次へと選択する過程と捉え
 恐れの代わりに、成長の選択をすること
 ※迷った時は、正直になって責任をもつこと
・引っ込み思案になるより勇敢になること
・自分自身(潜在意識)の声に耳を傾ける


●参考にした情報
  大学の講義ノート


近未来人の世界線とは

2020年5月3日から来た未来人だけど質問ある
<メモ>
・時間は存在しない
・今しかない、過去も未来もパラパラ漫画のようにコマベースで存在している。
・分岐により網の目状にこの瞬間も選択肢が広がっている
・選択する度に新たな世界線に移動する
・結果(未来)のイメージで世界線を飛び、より良い世界線へ移動することができる?
・複数の世界線に自分は無限に存在するのか?
 →自分には唯一無二の固有IDが割り振られていて
  世界線に自分の固有IDが含まれている場合は、今いる世界線と固有IDにより
  世界線が結合され、別の世界に移動できる
  ただし、意識は一つの世界線にしか存在しない


考察

・時間は存在せず、パラパラ漫画のように、時空のみが存在している


 パラパラ漫画の過去から未来への一連の繋がりを世界線と呼ぶ(?)


・選択によって、世界線が生成され、運命の力(?)が強い人の選択に
 弱い人の運命が巻き込まれて、意図しない方向で人生が詰んでしまう
 これを防ぐには、無意識の時間を減らすこと
 5分前に世界が生成されたかのように、新鮮な視点で世界を見る
 無意識でとっている行動に逆らうかのごとく、通勤の道を意図的に遠回り、周りをキョロキョロ見渡す(これは、観察されるまで世界が生成されないという仮説に基づき、意図的にたくさん観察するという意味)


・マズローの自己実現と、近未来人の話の奇妙な一致 どちらも選択がキーワード
 同じことを言っているのでは?
 →「マズローの自己実現」と、近未来人の言うより「良い世界線への移動」は同じことを
  言っているのでは?


・主体的に動くことで、エネルギーの流出を防ぐことができるのではないか?
 →近未来人によると、どうも自分の意図する世界線へ移動するにはエネルギーが必要
  エネルギーを吸い取る何かの存在の記述が気になる


・観察した瞬間場所が確定するという有名な量子力学の実験がある
 二重スリット実験、思考実験としてシュレディンガーの猫などがあります。